
※こちらは2018年8月20日の記事に追記・再編集したものです。
結婚式のゲスト選びはなかなか大変です。共通の友達ばかりを招待できれば良いのですが、そういうわけにもいきません。
中には、一人で参加してもらうゲストが出てくることもありますよね。
一人参加のゲストに対しては、新郎新婦の気配りが重要です。
どんな配慮をすれば ゲストに楽しんでもらえるのでしょうか?
他のゲストに前もって声をかけておく
他のゲストや同じテーブルの友人たちに、一人で来てくれる人がいることを事前に伝えておきましょう。
「当日はその人のことをよろしくね」と、一言言っておくだけでも対応が変わってくるはずです。
その際に、その人はどんな人で新郎新婦とはどんな関係なのか、簡単な説明もしておくといいですね。
「学生時代の友人」「職場で仲が良い人」「趣味の集まりで知り合った人」などなど、
できるだけ詳しく伝えておいた方が、お願いされた人も話しかけやすくなります。
顔合わせの機会を設ける
もし、都合が合うなら事前に他の友人たちと集まって、一人参加のゲストをみんなに紹介しておきましょう。
こうした機会をきっかけに知らない友人同士が仲良くなれるのも、結婚式を行う利点の一つではないでしょうか。
数人で食事やお茶に行くなど交流を深まったら、当日待ち合わせをして一緒に結婚式に来てもらうこともできます。
一人参加の人も知った顔の人が一人でもいれば、そこまで緊張せずに済みます。
事前に面識のなかった友人・知人が仲良くなってくれれば、より和やかなムードでスムースに式が進行できるでしょう。
同じテーブルのゲストの情報を教える
他の友人にお願いすることも大事ですが、一人参加の友人に他のゲストの情報を教えてあげるのも大事です。
同じテーブルの人たちは、どういう仕事をしていて、趣味は何か、新郎新婦との関係などを教えてあげましょう。
パーティーの間に意気投合して、「あれっ?知り合いだったの?」と言われるくらい仲良くなっているかもしれません。
共通点のある人と同じテーブルに
席次を工夫することも、一人参加のゲストへの配慮になります。
◆共通点がある人の近くに
たとえば、同じような仕事や趣味を持った人と近くの席にする。
共通点があれば会話も弾みます。
出席者が決まった時点で、一人ひとりの簡単なプロフィールも一緒にメモしておけば、このような席を考えるときにも便利です。
◆他の一人参加のゲストの近くに
一人参加のゲストが他にもいれば、近くの席にするというのもよいですね。
同じ状況の人がいれば、不安な気持ちも軽減できますし、お互いに話しやすいでしょう。
◆話好き・お喋り上手な人の近くに
一人参加のゲストをさりげなくみんなの話の輪の中に入れてあげ、会話を盛り上げることのできる人が近くいれば安心です。
また、新郎新婦が常に気を遣うこともなくなります。
どの場合でも、やはりあらかじめ状況を伝えておくとよいでしょう。
「一人で来る友達がいるから、気にかけてあげてね」などとお願いしておき、本人にも「こんな人が近くにいるから安心してね」と伝えておけば、少しでも不安な気持ちを減らすことができるはずです。
一人にならないよう付添人をお願いする
一人参加の人がポツンとなってしまわないように、新郎新婦の付添人をお願いするという手もあります。
花嫁の付添人はブライズメイド、花婿の付添人はアッシャーと言って、それぞれをサポートする役割があります。
挙式当日にゲストを案内したり、バージンロードに布を敷いたり、進行をサポートするなどです。
複数人で新郎新婦をサポートするので、事前にみんなで打合せをしたりと、自然に他の付添人と仲良くなることが多いです。
ただ、こうした役割は向き不向きや相性があるので、一人参加のゲスト本人に相談してみましょう。
一人参加のゲストには感謝のメッセージを忘れずに
新郎新婦は当日とても忙しいと思いますが、一人参加のゲストには積極的に声をかけるようにしましょう。
「知り合いがいない中、一人で来てくれてありがとう」などと、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
また、同じテーブルの人のことがわかるようなプロフィールや紹介文を渡してあげるアイディアもおすすめです。
席札などのテーブルにセッティングするペーパーアイテムとあわせて用意するとさりげなくてよいですね。
知り合いのいない結婚式に一人で参加するのは、勇気のいることです。
しかし、そんな中でも出席してくれる大切なゲスト。
新郎新婦側で配慮をして、少しでも居心地よく、楽しんでもらえるように工夫しましょう!