【結婚式ゲストカード】書き方・渡し方と文例まとめ

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カードイメージ

※こちらは2016年8月26日の記事に追記・再編集したものです。

結婚式でよく見ることが出来るゲストカードですが、新郎新婦が招待状を送る際に同封するものです。

結婚式当日にそれを受け付けに提出することで、参加が受理されるのですが、このゲストカードにちょっとしたお作法があるというのをご存じでしょうか。

ゲストカードとは?

カードの手渡し

ゲストカードとは、結婚式のゲストが新郎新婦にプレゼントするメッセージカードのことです。

流れとしては、まず新郎新婦が招待状と共にゲストカードを送ります。

それにお祝いのメッセージや自分の名前などを書き、結婚式当日にゲストがカードを持参します。

それを受付に渡すと全てが完了します。

ゲストカードの存在意義ですが、実は昔の芳名帳と同じ役割を果たしているのです。

昔の結婚式では受付の芳名帳に名前を書くために、ロビーや入口に大行列が出来ていたものですが、ゲストカードがあれば、サッと受付に渡すだけなので合理的です。

しかも、カードにはゲストの名前が記載されているので、きちんと受付をしたことにもなるのです。

さらに、新郎新婦へのお祝いのメッセージも書かれていますので、双方にとって非常に便利で嬉しいカードだと言えます。

ゲストカードの書き方

ゲストカード

ゲストカードには、新郎新婦へのお祝いのメッセージを書き記すようにしましょう。

ストレートに「おめでとう!」でも良いですし、親しい仲であればエピソードを交えながら祝福の言葉を書くのも喜ばれるかもしれません。

シンプルなメッセージも素敵ですが、イラストやカラーペンなどで可愛らしく装飾するのも良いでしょう。

メッセージの他に、名前と電話番号、住所など、指定された情報を記入するようになっています。

筆記用具は、黒いボールペンか筆、または万年筆が礼儀に叶っています。

ゲストカードにメールアドレスの記載は必要?

メールアドレス

 

ゲストカードの多くはメッセージとゲストの名前の他に、住所、電話番号、メールアドレスを記載する欄が設けられています。

しかし、プライバシーが心配で、メールアドレスや電話番号を教えたくない人もいるかもしれません。

そんなときは、最低限の礼儀として名前だけは書くようにしましょう。

そうしなければ受付に提出したという履歴が残らず、そのゲストが来ていないということになってしまうので注意してください。

ゲストカードはメッセージと名前以外は書かなくても差し障りないですが、新郎新婦がゲストにお礼状を出すときに使おうと考えているかもしれないので、住所は書いておいた方が良いかもしれません。

心のこもったメッセージを!ゲストカードの文例集

メッセージ

結婚式のゲストカード。短文でもいいものの、いざ書くとなると何を書けばいいのかわからず困ってしまいますよね。

新郎新婦と友人の場合
「結婚おめでとう!お幸せに!」
「結婚おめでとう またお話聞かせてね!」
「結婚おめでとう!落ち着いたらまたみんなで飲みにいこうね」
「ご結婚おめでとうございます 明るい家庭を築いてね」
「Happy Wedding Happy Marriage (結婚おめでとう)」
「Happy Ever After (いつまでもお幸せに)」
など簡単に素直なお祝いの気持ちを伝えるようにするといいでしょう。

新郎新婦が上司や先輩の場合
「ご結婚おめでとうございます お二人の門出をお慶び申し上げます」
「ご結婚おめでとうございます 人生最良の日にお招きいただきありがとうございます」
「ご結婚心よりお祝い申し上げます お二人のご健康と末永いご多幸をお祈りいたします」
「ご結婚誠におめでとうございます 温かいご家庭をお築きになられますようお祈り申し上げます」
などマナー違反のない無難な文章に留めておくのがおすすめ。

新郎新婦が部下や後輩の場合
「結婚おめでとう 二人で幸せになってね」
「結婚おめでとう 二人の今後の活躍を期待しています」
「結婚おめでとう 素敵な家庭を築いてください」
「結婚おめでとう 仲の良いご夫婦になることを心よりお祈り申し上げます」
「結婚おめでとう これからも仲良くお幸せに」
など、これからも応援しているという気持ちを伝えてあげましょう。

書くときに気をつけること、書かないほうがいいこと

禁止のイメージ

ゲストカードを書く際、気を付けた方が良い事柄が幾つかあります。

一つ目としては、下品な言葉やお祝いの席に相応しくない内容を書くのは絶対に止めましょう。

もし親しい間柄だとしても、親しき仲にも礼儀ありと言いますので、きちんとお祝いの言葉だけを書くようにしましょう。

新郎と新婦が嫌な気持ちになるような暴露話なども止めておいた方が良いですね。

また、「忌み言葉」「重ね言葉」は、離婚・再婚を連想させるのでNGです。

同様に、「切れる」「終わる」を意味する句読点は使わず、文章の区切りにはスペースを入れるようにしましょう。

そしてNGな筆記用具として、他のカードを汚してしまう可能性のあるクレヨンや、薄墨のペンがあります。

薄墨のペンについては、不幸があった時などに使うものですので、結婚式というおめでたい席に送るカードに使うのは余りよくありません。

また、ゲストカードに記されている「御」は二重線で消すのがマナーです。

ゲストカードをデコレーション!新郎新婦を喜ばせよう

マスキングテープ

結婚式のゲストカードはメッセージを書くスペースも内容も限られていることから、デコレーションを可愛くして二人の幸せを願うという方法もあります。

簡単に可愛くできるデコレーションの一例として、マスキングテープやシールがあります。

お花や動物、レースなど結婚式のゲストカードにふさわしい可愛いものを選びましょう。

新郎新婦の好きなキャラクターのイラストを描くのもいいですね。

キャラクターが喋っているように吹き出しをつけてメッセージを入れればより可愛さもアップ!

絵に自信がある方は新郎新婦の似顔絵にチャレンジしてみてはいかがですか?きっと喜ばれるはず!

その他にも、ステンシルやスタンプで可愛らしくゲストカードをデコレーションされている方も多いようです。

どうせならとびきり可愛いゲストカードで二人の門出をお祝いしましょう!

顔写真を貼れるタイプのゲストカードも

カメラ

ゲストカードの中には、ゲストの顔写真を入れることができるものもあるんです!

出席する前にメッセージなどを記入しておき、当日ウェルカムスペースにてチェキで写真を撮ってそのままゲストカードにセットするだけというもの。

最近ではウェルカムスペースに可愛いフォトスポットを用意する新郎新婦も増えてきています。

ゲストはいつもよりおしゃれをした姿を記念に残せますし、新郎新婦もあとからみんながどんな服装でどんな表情をしていたのかを見ながら楽しむことができます。

可愛いセットや小道具で写真を撮ることができるのは若い女性にとっても嬉しいですよね。

心のこもったメッセージにとびきりの笑顔を添えて、二人の結婚を祝う気持ちを伝えましょう。

ゲストカードの渡し方

ゲストカード

ゲストカードはご祝儀を渡した後に渡しましょう。

受付で係の人お祝いの言葉を一言告げてあいさつしたら、袱紗からご祝儀を取り出して渡します。

その後、ゲストカードを渡して席次表などを受け取るのが一般的です。

当日、もしゲストカードを持ってくるのを忘れてしまっても、予備のカードを置いていることが多いので、受付の人に相談してみましょう。

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