結婚式の会場を選ぶ作業は多くの人が初めての体験なので、慎重に進めないと後悔します。
和か洋かのスタイルの選択から始まり、ロケーション、現地視察の重要性などに触れていきます。
結婚式は多くの人が一体となって作り上げるので、視野を広くして考えなければなりません。
まずは希望の式が和か洋かを決める
結婚式のことを考える際、まずは和か洋かの壁が立ちはだかります。
和や洋のメリットやデメリットを考え、金銭面なども考慮しつつ話を進めます。
結婚式を挙げるという行為は同じですが、和と洋では格好や進め方がすべて違うので慎重な選択が求められます。
和と洋の結婚式の流れを理解し、何となくのイメージで決めてしまうと後悔してしまう可能性があります。
また、昔から絶対に洋式で挙げたいと考えていて、和式の結婚式を最初から眼中から外してしまうともったいないです。
時代によって和が取り上げられたり、洋が取り上げられたり目まぐるしいですが、最近は和式が熱を帯びています。
人口減少や人間関係の希薄化などで人が集まりにくくなっており、少人数和式婚で厳かに行うことが注目されています。
次にロケーションを決める
結婚式のスタイルが決定したら次はロケーションです。
本人達が気に入った場所で結婚式を挙げたいと思うことは不思議ではありません。
海辺なのか、山なのか、平野なのか選択肢は考え方によって幅広くなります。
地元近くの場所で行うのも楽で良いですが、一生に一度の結婚式なのでなるべく安易な決定はしたくありませんよね。
例えば島根県にある出雲大社は、全国から人が集まる知名度の高いスポットです。
もちろん出雲大社で結婚式を挙げることも可能で、有名な場所で行うのでより記憶に残ります。
友人や将来の子どもに伝えると驚かれますし、ちょっとした自慢にもなります。
ロケーションは、自分たちが気に入った場所を基本として、駆け付けた家族や友人も感動できるような場所を選定したいところです。
現地を少なくとも3ヶ所は視察
場所を探す場合、まずは結婚式場のホームページを見たり、資料請求を行うなどして、事前の情報収集をしっかりと行いましょう。
その際、会場の外観や内装、雰囲気などの大きな決め手なる要素のひとつに、写真があります。
ただ、写真はプロが良く見えるように上手く撮影しているので現実の状態とは異なっている場合が多いです。
写真だけを見て場所を決定し、現地視察無しで結婚式を行うことは避けたほうがよいでしょう。
また、日本には四季があり桜が満開の写真を見て良いと思っても、冬に結婚式を行えば全く違う雰囲気になります。
このような写真と現実の隔たりをなくす為、事前に下調べした会場の中から良さそうだと思う場所を3ヶ所程度に絞って、効率よく視察するのがよいでしょう。
ウェディングフェアに参加してみると、より一層会場の雰囲気やスタッフの接遇なども分かって選びやすくなるかもしれません。
実際現地を視察すると、イメージとの違いを実感し考えに変化が生まれることもあります。
可能な限り多くの会場をまわって、納得がいく会場選びをしたいものですね。