プロポーズを受けてOKをした後に待っているのは実家への挨拶です。
非常に緊張する瞬間ではありますが、結婚は二人だけのものではないので、実家への挨拶抜きに進めるわけにもいきませんね。
なんとか良い印象を与えたいところですので、どのような言葉を伝えればよいのか紹介していきます。
まずは玄関先できちんとご挨拶
ファーストインプレッションはとても大切で、それはビジネスの世界でも、プライベートでも変わりはありません。
ご両親への挨拶は家の中ですることになりますが、第一印象を決める玄関先での挨拶は重要です。
例え緊張しているとしても、塞ぎがちでボソボソ話していると印象が悪くなってしまうので、明るい声で、笑顔で挨拶しましょう。
玄関先で伝えることは、名前と「お邪魔させていただきます。」という言葉だけで十分です。
いきなり玄関先で結婚の話に入ってしまうと落ち着きませんし、中に入って話しましょうという流れになるでしょう。
また、一方的にこちらが話を進めてしまうと自己中心的だという印象を与えかねませんので、相手の反応を待ち、聞く姿勢にも気を付けましょう。
義両親に良い印象を残したい!手土産を渡すときの挨拶の言葉
初めて挨拶に行く時には、手土産を持参しましょう。
品のよい菓子折りなどが最適ですが、渡すときに一言「どうぞ」だけでは少し味気ないです。
よく謙遜して「つまらないものですが」という言葉も使われますが、ネガティブな表現に思われる可能性もあります。
どちらかと言うと、ポジティブな言葉で美味しさを主張した方が明るい印象を与えることができます。
地元のお菓子などを渡す場合は、どのようなお菓子か伝えるとよいでしょう。
特にお相手と出身地が違う場合は、自分の出身について話す会話のきっかけにもなりやすく、そこから会話が弾む可能性もあります。
こちらがお土産を渡す側ではありますが、わざわざ高い物を買ったなど自慢げな表現は避けましょう。
よろしければ受け取って下さいという謙虚さを忘れてはいけません。
和やかムードで歓談!機を見て挨拶の言葉を
肝心の結婚の挨拶は、家の中で座った瞬間に切り出されることもありますが、ある程度歓談を楽しんでから切り出されることもあります。
緊張するのは仕方ないですが、できるだけ笑顔で明るく歓談することで良い印象を与えることができます。
質問されても返事をするだけで終わってしまったり、無言の時間が流れるというのは避けたいですね。
逆にあまり話に夢中になり過ぎてしまうと、肝心の挨拶の言葉を言うタイミングを失ってしまうので注意が必要です。
本題を切り出すタイミングの目安としては、数分間歓談した後に、会話が途切れた時を見計らって切り出すのがよいでしょう。
このとき、あらかじめ二人のうちどちらが先に切り出すか、打ち合わせしておいたほうがスムーズかもしれません。
カップルによってそれぞれですが、やはり男性にリードしてほしい、と思っている女性が多いようですので、男性の口から「ところで、今日の本題なんだけど・・・」と切り出してもらうのが最も自然でしょう。
礼儀をわきまえつつ、女性らしく品の良い挨拶をめざしたいですね。