女性にとって憧れの婚約指輪、人生で最も特別なプレゼントと言えるでしょう。
デザインも大切ですが、一番気になるのが、ダイヤモンドのカラット数ではないでしょうか。
友人達や家族に婚約指輪を披露するときも、カラット数が話題になったりします。
自分の指に美しく光るダイヤモンドは、何カラットが適切なのかを考えてみましょう。
ダイヤモンドのカラットって何のこと?
ダイヤモンドの国際基準の評価は、4Cで決まります。
4Cとは、カラット(重量)、クラリティ(透明度)、カラー(色)、カット(研磨)です。
カラットはこのうちのひとつで、1カラット(1C)=0.2グラムという単位でもあります。通常、小数点以下2桁か3桁まで表示されることが多いです。
カラット数が上がると、粒が大きくなり、輝きが増すということになります。例えば、3カラットのダイヤモンドの場合、0.6グラムの重さとなります。
1カラットの違いは、微小なように感じますが、宝石の世界では、非常に大きな輝きの差になります。
ダイヤモンドの値段は、4Cのすべての条件で決まりますが、カラット以外の3つの条件が同じ場合、カラット数が大きくなればなるほど、値段は高くなります。
婚約指輪のダイヤモンドはみんな何カラット?
人気のある婚約指輪のダイヤモンドは、0.3カラットと言われています。
どうして0.3カラットなのかというと、結婚を控えたカップルの予算(約30万円)に、この大きさが最も合致するという調査結果があります。
また、大きさから0.3カラット前後のものがよく選ばれているようです。
ラウンドブリリアントカットをほどこしたダイヤモンドの直径は、0.2カラットで3.8mm、0.3カラットで4.3mm、0.4カラットで4.8mm程度です。
試着したとき、0.3カラットのダイヤモンドが、指に落ち着く最適な大きさだと感じる女性も多いです。
もちろん、一粒ダイヤモンドを楽しみたいのであれば、0.5カラット以上の大粒のものを選ぶほうがよい場合もあります。
指が細い女性の場合、0.1カラットの粒のほうがバランスよく美しさを引き立たせられることもあります。
一般的な平均カラット数にとらわれず、予算や趣味、個性に合わせてカラット数を選ぶカップルも増えています。
婚約指輪はカットやデザイン含めて総合的に判断したい
ダイヤモンドの評価は4Cで決まりますが、カラット以外の3Cにも注目してください。
色や透明度で、輝き度が違ってきます。
また、ダイヤモンド原石そのものの特徴よりも、人間の職人の技術にかかっている部分がカットの方法です。
ダイヤモンドのカットの種類は非常に多く存在します。
代表的なカットといえば、円形のラウンドブリリアントカットです。
他にも、楕円形のオーバルブリリアントカット、洋ナシ型のペアーシェイプブリリアントカット、ハート型のハートシェイプブリリアントカット、四角いオールドマインカットなどがあります。
お気に入りの婚約指輪のデザインから、ダイヤモンドを選ぶのもいいでしょう。
婚約指輪の定番デザインは、ソリティア、メレ、パヴェ、エタニティの4種類です。
それぞれのデザインにマッチしたダイヤモンドの形や大きさがありますので、はめたときに自分の指が一番魅力的に思えるものを選んでみてはいかがでしょうか。