伝統的な和婚に憧れを抱きつつも、自分の式をどうするか決めかねている人は少なくないのではないでしょうか。
和婚でしか味わうことのできない魅力や、メリットとはどのようなものがあるのかを知って、是非とも素敵な式を挙げてください。
メリット1:式場や庭園など写真栄えする
和婚のメリットの一つは、風景や情感が大変に写真栄えすることでしょう。
日本の伝統的な寺社仏閣、和の庭園などは、四季折々の季節を楽しむことを一つの目的としています。
このため、どんな時期でも何らかの美しい風景を、必ず写真に納めることができるのです。
これは四季がある日本文化ならではの考え方と言えるでしょう。
また、日本で生活をしているとはいえ、伝統的な建物に接する機会は少なくなっています。
結婚式のような特別なタイミングでしか撮影できない場所なども珍しくありません。
また、観光地として人気の庭園などでも一時的に貸し切るなどして、上手に人が入り込まないように撮影をして貰えることが多く、まさに「式を挙げた人にしか体験できない特別な空間」を得られる可能性が高いのです。
メリット2:着物・袴で美人度&イケメン度アップ!
着物や袴は日本古来の洋服で、特に結婚式の衣装は江戸時代に大きく発展・定着しました。
このため、日本人の体格にはとてもよくマッチしていて、肩や胸、胴回りの様々なコンプレックスを包み隠してくれる効果も期待できます。
反対に、洋装は西洋人を基本とした衣装のため基本的に合わないことが多く、更に体のラインなどが強調されるために似合う似合わないが目立ちがちです。
更に、普段見慣れない正装でびしっと決めると、来賓の方々も惹きつけられることでしょう。
なお、「着物が似合わないかも」と考えてしまう人もいますが、体格にあった柄・色の着物を選ぶと全体の印象が引き締まるので、着物そのものが似合わないということは滅多にありません。
背が高いなら柄は縦長のもの、低いならまとまったもの、といった具合で検討してみてください。
会場や季節を考慮した柄を用いることで品格も更に高まりますし、美人度・イケメン度が向上することでしょう。
メリット3:和ならではの演出が選び放題
和ならではの演出が選べるというのも大きなメリットです。
祝いの儀式と言うことであれば、鏡開きや餅つき、雅楽の生演奏などが伝統的な作法にのっとっていますね。
もっと結婚式の華やかなイメージにしたいのであれば、光による演出がおすすめでしょう。
キャンドルサービスを思い浮かべがちですが、こういった光による静かな演出は、和の文化の得意とするところです。
ほんのりと薄暗くした室内にぼんぼりを灯すだけでも幻想的ですが、このぼんぼりに透かしを入れる、飾りをつけるといった技巧をこらすことで、「光と影」の両方を楽しむことができます。
また、和のイメージを抜群に出してくれる、桜や紅葉を降らせるというのも乙なものです。
季節に合わせて自然の美しさを巧みに取り入れた演出ができるのも、和婚の大きな魅力ですね。