ひと昔前から根強い人気の「ガーデンウエディング」。
チャペルやホテルの広い宴会場で行う結婚式とは違い、自然に囲まれた屋外で、太陽の光をいっぱい浴びながら行うナチュラルウエディングのスタイルです。
それがさらに進化したのが、今注目の「ラスティックウエディング」です。
海外ドラマみたいに、自然の中で暖かくて素朴な結婚式がしたい!
そんなプレ花嫁に大人気の最新ウエディングスタイルをご紹介しましょう。
ラスティックウエディングってどんなもの?
ラスティックとは、素朴、飾り気のない、温もりのある、といった意味。
ラスティックウエディングとは、その名の通り飾らず自然を楽しめるナチュラルな結婚式のスタイルです。
ゲストが緊張することなく開放的な気分で楽しむことができ、また新郎新婦ののどかで穏やかな性格を表すのにもぴったりです。
ゴージャスに飾り立てるよりも、シンプルで心温まるようなひと時を過ごしたいという方から人気を集めています。
ラスティックウエディングは自然を感じられる森の中や海辺で行われることが多く、テントを張ってその中で料理などを楽しむという形を取ることも。
まだ浸透しはじめたばかりの新しい様式なので決まったスタイルがなく、自分たちのしたいことを盛り込むことができるのも魅力の一つと言えるでしょう。
ラスティックウエディングにぴったりのドレス
ラスティックウエディングをするなら、雰囲気にぴったりのドレスを選びましょう!
大自然の中で行われる結婚式に現代的、都会的なデザインや素材のドレスは不釣り合いです。自然光に映える優しい素材のものを選んでみましょう。
レースやコットンを使ったナチュラルなデザインのドレスはいかがですか?
ゴージャスに裾が広がるものよりも、ロングワンピースのようにハリがなくすとんとしたシルエットのドレスはラスティックウエディングにぴったり!
足元はヒールのパンプスではなく、スニーカーやサンダルを合わせるとよりナチュラルな雰囲気になります。
ウェディングドレスとスニーカーのコーディネートは海外セレブや日本人モデルも取り入れており、ナチュラルなのに最新のファッションを楽しむこともできますよ。
ラスティックウエディングに似合うブーケ
大自然に囲まれて行うラスティックウエディング。
ブーケも飾り立てたものではなく、シンプルでナチュラルなデザインがおすすめです。
ハーブや野草を組み合わせた素朴なブーケは、ナチュラルスタイルのウェディングドレスとの相性もぴったり。
会場に似合うグリーンと清楚なホワイトのお花を組み合わせるのもおすすめです。
あのキャサリン妃も使ったスズランのブーケは、シンプルながらとっても可愛いですよ。
差し色として数本だけ好きなカラーのお花を取り入れてみるのもおすすめ。
ブーケに野草やハーブを組み合わせただけではちょっと物足りない気がする…という方は、ブーケを結ぶリボンを工夫してみましょう。
ドレスと同じ素材の大きめのリボンを用意すれば、ブーケがとっても華やかになりドレスや会場との雰囲気ともマッチします。
ラスティックウエディング風の演出も人気
ラスティックウエディングが注目されていることから、結婚式場でも森や自然を意識した会場づくりが増えてきているようです。
会場では新郎新婦の希望でさまざまな装飾の工夫ができるのも嬉しいポイント。
たとえば、新郎新婦が座るメインテーブルをグリーンや花でいっぱいにすると雰囲気がグッと上がります。
色鮮やかなグリーンでまとめたり、シックな色合いのドライフラワーでまとめたりと、新郎新婦の好みによって様々なテイストを表現できます。
また、ゲストテーブルにも会場の雰囲気に合わせてグリーンや切り株、多肉植物などのナチュラルな小物を置いて、細かいところまで雰囲気を演出することもできます。
自然豊かなところで結婚式をするとなると、どうしても天候によっては中止しなければならなかったりアクセスが悪かったりとリスクが出てきますが、屋内なら天候に左右されることなく安心です。
ラスティックウエディングの気分を屋内で味わえるとあって、“ラスティックウエディング風”の演出も人気が高まってきています。