花嫁が未婚の女性ゲストにウエディングブーケを投げる「ブーケトス」。
結婚式の定番の演出の一つですが、最近ではゲストに未婚の女性が少ない場合など、ゲストに気を使ってブーケトスを行わないという新郎新婦も多いようです。
そんな新郎新婦に、ブーケトスの代わりになってゲストみんなで楽しめる演出をご紹介します。
ブーケトスに代わる演出① ブーケプルズ
ブーケトスの代わりに、「ブーケプルズ」はいかがでしょうか。
ブーケプルズとは、花嫁が持つブーケの先にリボンや紐を数本つけておいて、それをゲストが一人一本ずつ持ち、一斉に引くという演出です。
くじ引きのようなもので、そのうち1本だけがブーケとつながっています。
ブーケトスと同じように、引き当てたゲストに次の幸せが訪れるとされています。
ゲーム感覚で楽しめるので、未婚の女性ゲストだけに限定せず、女性全員や子ども、男性にも参加してもらいやすくみんなで盛り上がれそうです。
また、ブーケトスをするのに向かない会場や室内の限られたスペースでできるのも魅力の一つ。
ブーケを引き当てたゲストにはブーケをあげるだけでなくプレゼントも用意しておくと、さらに喜ばれること間違いなしの演出です。
ブーケトスに代わる演出②プレゼントトス
ブーケではなく、他のものを投げる演出も。
「ゲストがもらって嬉しいものを渡したい」「インパクトのあるものを投げたい」という新郎新婦にぴったりなのが「プレゼントトス」です。
ゲストに向かって投げるものなので、重いものや硬いもの、壊れやすいものは避けるようにしましょう。
例えば、ぬいぐるみは、投げやすくてキャッチもしやすく、子どもゲストにも喜んでもらえるアイテムです。
また、野球やバスケット、テニスなど、新郎新婦の思い入れのあるスポーツのボールを使うとインパクト大。
これも本物ではなくおもちゃの柔らかいボールにして、安全に楽しめるようにしましょう。
ブーケトスに代わる演出③ 菓子まき
「菓子まき」は、その名の通り新郎新婦がゲストに向かってお菓子を撒く演出。
知らないという方も多いかもしれませんが、名古屋をはじめとする東海地方では定番の演出です。
諸説ありますが、嫁入りのときのご挨拶として近所の方にお菓子を振る舞うという文化から、結婚式の演出としても取り入れられるようになったともいわれています。
会場の条件が良ければ、階段の上やテラス、ベランダなどから行うのがおすすめです。
大人も子どももゲスト全員で楽しめるのがこの菓子まきの魅力。
すべて同じお菓子を投げるのではなく、小さなものからたくさんのお菓子を詰め合わせたものまで、いろいろなバリエーションがあるとさらに盛り上がりますよ。
「ブーケトスはしない派」という新郎新婦におすすめの演出を3つご紹介しました。
せっかくやるなら、ゲストみんなが笑顔で楽しめるものにしたいですよね。
参加人数や会場の雰囲気にも合わせて、このようなアイデアを取り入れてみてはいかがですか?