結婚式には様々な演出がありますが、なかでも好評なのが小さな子供たちに参加してもらうものです。
小さな子供ゲストが、知らない人たちのなかで一生懸命お手伝いしようとしている姿は、誰もがほほえましく思うもの。
そんな「場の雰囲気を和ませる演出」を取り入れたい方向けに、ちびっこゲストにお願いできることをご紹介します。
指輪を運ぶ定番のリングボーイ・リングガール
子供ゲストに頼む演出で多いのが、リングボーイ・リングガールでしょう。
指輪交換のときにリングピローに乗せた結婚指輪を新郎新婦に届ける役割で、一般的には4~10歳くらいが適任といわれています。
しかし、もっと小さな子供でもリングボーイ・リングガールをやることもあります。
その場合は親御さんに付き添ってもらったり、リングを乗せた台車を押しながら入場したり、おもちゃのカートに乗って入場してくることも。
リングボーイ・リングガールの衣装はお願いする子供のご両親が用意するのが一般的のようですが、新郎新婦のコーディネートに合わせてほしい場合などはその旨を伝え、衣装と小道具を自分たちで用意するのがベストです。
また、1人だけという決まりもないので、複数の子供たちにお願いするとにぎやかな演出になります。
1人だけだと緊張してしまいそうな子も、数人でならリラックスしてできることも多いのでおすすめです。
他にもいろいろ結婚式の子供の演出
もちろん、リングボーイ・リングガール以外にも、小さな子供たちに演出をお願いできる場面はいろいろあります。
新婦がバージンロードを歩く前に花びらをまくフラワーボーイ・フラワーガールや、花嫁がべールを踏まないよう、ベールの裾を持って花嫁と一緒に歩くベールボーイ・ベールガールも代表的ですね。
フラッグボーイ・ガールという演出もあります。
これは、「新婦が間もなく入場します」というお知らせをする役割です。
小さなボードを持って歩くだけなので、1、2歳の子どもでもできるかもしれません。
こんなところでも子供が大活躍!披露宴でできるアイデア演出
結婚式だけではなく披露宴や結婚パーティーなどのカジュアルな場なら、こんなアイデア演出もおすすめです。
たとえば、新郎新婦のエスコート役。入退場やお色直しで会場を出入りするとき、子供ゲストと手をつないで会場を歩くと、通常シンプルな入退場もとてもかわいらしい演出の一部になります。
また、乾杯の音頭を子供にとってもらうのはどうでしょうか?
「かんぱ~い」とかわいい声で言ってもらえれば、みんなにこやかな気分で歓談できますね。
小学生くらいなら、乾杯だけでなく簡単な司会のお手伝いをすることもできそうです。
他にも、ケーキ入場のときにワゴンに乗せたケーキを子供ゲストに押してもらうのもいいですね。
美味しそうなケーキを早く食べたいのを我慢して、ワゴンを押している姿に思わず「クスッ」と笑ってしまいそうです。
ただしケーキ入場のお手伝いは、小学生以上でないと難しいことや、高さのあるケーキは倒してしまう可能性もあるかもしれないので気をつけましょう。
結婚式での子供ゲストの演出をご紹介してきましたが、お願いするときに忘れてはいけないのがお礼です。
おもちゃやお菓子などを用意しておき、感謝の気持ちと一緒に渡してあげましょう。
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また、子供の演出を結婚式で取り入れる場合は、「予定通りに進むはず」「完璧な式にしたい」という思いはひとまず横へ置いておいて、予想外のハプニングがあっても、一生懸命お手伝いしてくれる子供たちを笑顔で見守りましょう。