出雲大社と言えば、縁結びの神様がいらっしゃることで有名ですよね。
そんな出雲大社には、大国主大神と呼ばれる神様が祀られています。
今回はその大国主大神について、縁結びの神様と呼ばれるようになった所以をご紹介します。
出雲大社と言えば、縁結びの神様がいらっしゃることで有名ですよね。
そんな出雲大社には、大国主大神と呼ばれる神様が祀られています。
今回はその大国主大神について、縁結びの神様と呼ばれるようになった所以をご紹介します。
日本誕生の神話に彩られた出雲の地。そこに建つ出雲大社は、日本の国土を築いたといわれる大国主大神を祀っています。別名「だいこくさま」と呼ばれ親しまれている大国主大神は縁結びの神でもあることから、出雲大社での挙式を希望するカップルも少なくありません。ですが特別な場所だけに一般の結婚式場とは違った部分がいろいろとあるのでは、と思う人もいるかもしれませんね。そこで皆さんに「出雲大社での挙式」といえばどんなイメージがあるか、アンケートをとってみました。
2013年に迎えた60年に一度の式年遷宮はいまだ記憶に新しいところです。
以来、出雲大社ブームは続き、「縁結びの神様」でもあることから、ここ出雲大社で挙式を!というカップルも急増中。
大切な挙式の前に出雲大社という神聖な場所だからこそ押さえておきたいポイントを集めましたので参考になさってください。
出雲大社は正式には「いずもおおやしろ」と読みますが「いずもたいしゃ」が一般的です。
出雲大社は日本中の神様が集まる「神在祭」(11月に行われ、出雲大社以外の神社では「神無月」となります)が有名で人気がありました。
また伊勢神宮などと並んで日本有数の「パワースポット」としてクローズアップされると、その参拝者は年々うなぎのぼりに増え続け、ここ数年ではなんと年間200万人以上の参拝者が訪れているのです。
この伝統と由緒ある神聖なる神社で行う挙式は「神前式」の形となり、厳粛な雰囲気の中で執り行われます。
式は出雲大社において祭礼行事のある日時では行われませんので予約の際によく確認をしてくださいね。
あくまでも神様のご予定に新郎、新婦及び参列者一同がお願いして挙式を執り行って頂くという謙虚と感謝の気持ちを持って失礼の無いように、また一般の参拝者の方々への配慮も忘れずに多くの方から祝福を頂ける様にしたいですね。
数千年に及ぶといわれるほど出雲大社の歴史は古く、日本最古の書物「古事記」にもその名が記されています。
古くは「杵築大社」(きづきたいしゃ、若しくはきづきのおおやしろ)と呼ばれていました。1871年に現在の呼び名である「出雲大社」となりました。
出雲大社の始まりが記されている「古事記」のほか、「日本書紀」や「出雲国風土記」や「和漢三才図絵」等の歴史的書物や図画にもその名や建物、祭られている多くの神々について書かれています。
「神前式」は日本では一般的な挙式の形ではありますが、その場所が出雲大社となれば、特別なしきたりやマナー、またタブーなどにもより配慮出来るようにしましょう。
新郎・新婦、親族の方はもとより参列して下さるご友人などにも事前にその旨を判りやすくお伝えできたらベストですね。
詳しくは出雲大社の方や出雲大社での挙式に詳しいプランナーさんに相談して、一生の思い出に残る式にして下さいね。
日本を代表する歴史書「古事記」の中でその活躍する様子が描かれている「大国主大神」。出雲大社にはこの「大国主大神」も祀られています。
「日本書記」では「大国主大神」はスサノオの息子とされています。
「大国主大神」の逸話としては「因幡の白兎」が最も有名ですね。
因幡の白ウサギがオキノシマからイナバへ渡ろうとワニを並べてその背を通ったが、怒ったワニ達に毛皮を剥がれて泣いているところを「大国主大神」に助けてもらうというお話。
この記述から「大国主大神」の優しさや動物さえも思いやり、諭してやる心の温かさが窺い知れます。
心優しい神様をお祀りしている出雲大社で挙式を行うカップルも長い結婚生活においてお互いを思いやり気遣う心を大切にしてほしいですね。出雲大社で「神前式」を挙げたカップルは「大国主大神」をはじめ、数多の神様がきっとお二人の新たな門出を応援してくれますよ。